「タマホームは、ローコスト住宅の中でも満足度が高い」
まずは、結論してこの事をお伝えしておきます。
とはいえ、
- ・タマホームなら安く建てられるってホント?
- ・他社と比較して、どのくらい安いの?
- ・どうすれば費用を抑えることができる?
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、実際にタマホームで建てた筆者の観点から悩みを解決します。
具体的には
- ・タマホームの注文住宅の間取り別の費用を一覧で解説
- ・他社ハウスメーカーとの比較一覧表を紹介
- ・タマホームの商品ラインナップを紹介
- ・注文住宅の費用を抑えるポイントを紹介
- ・筆者自身がタマホームで建てたリアルな金額を紹介
の順番にご紹介していきます。
- 1.タマホームの注文住宅の間取り別の費用一覧
- 2.他社ハウスメーカーとの費用の比較一覧表
- 3.タマホームの商品ラインナップと特徴
- 4.注文住宅の費用を抑えるポイント
- 5.筆者自身がタマホームで建てたリアルな金額を公開
- 6.まとめ
1.タマホームの注文住宅の間取り別の費用一覧
タマホームは、お客さんのライフスタイルやニーズに合わせて、自由に間取りをデザインすることができます。
しかし、注文住宅を建てるとなると、気になるのはやはり費用ですよね。
タマホームの注文住宅の費用は、間取りや建築面積、仕様や設備などによって変わりますが、一般的な目安としては、坪単価が約50万円〜80万円程度となっています。
この章では、タマホームの注文住宅の間取り別の費用一覧をご紹介します。
それぞれの間取りの特徴やメリット、デメリットも併せて解説しますので、参考にしてください。
1-①.【3LDK】平屋と2階建ての費用の差は約62万円!
タマホームにおける3LDKの平屋と2階建て住宅の費用差について、一般的に平屋は2階建てよりも坪単価が10~20%高くなる傾向があります。
しかし、タマホームでは平屋の坪単価は2階建てに比べて約4%程度の上乗せで済むため、他のハウスメーカーに比べてお得に平屋を建てられる可能性があります。
具体的な数字で見ると、タマホームの平屋建ては販売価格1,087万円(税込)から、2階建ては販売価格1,149万円(税込)からとなっており、その差は62万円程度です。
ただし、これはあくまで基本価格であり、実際の費用は選択するオプションや地域、その他の要因によって変動します。
平屋のメリットとしては、バリアフリーであることや、居住空間が一階に集中しているため生活動線がシンプルになる点が挙げられます。
また、老後の生活を見据えた住宅としても適しています。
一方で、土地の広さに制限がある場合は、平屋よりも2階建ての方が有効に土地を活用できる場合があります。
タマホームでは、長期優良住宅に対応しており、耐震性や断熱性に優れた住宅を提供しています。
これにより、長い間安心して住むことができる住宅を提供しています。
さらに、自由設計で注文住宅を建てることが可能で、自身の希望に合わせた家づくりが行えます。
最終的な費用は、家づくりにおける個々の要望や条件によって左右されるため、詳細な見積もりを取ることが重要です。
1-①-1.【3LDK】平屋の費用の平均は約1,000~1,500万円!
タマホームの3LDKの平屋の費用の平均は、約1,000~1,500万円です。
この価格は、本体価格と外構費、諸経費などを含んだ総費用の目安です。
ただし、地域や敷地条件、仕様や設備などによって変動するので、あくまで参考値としてください。
タマホームの3LDKの平屋の間取りの特徴は、以下のようなものがあります。
1.ガレージと融合した住まい「GALLERIART」
平屋専用の商品で、車好きにおすすめです。
ガレージはLDKと一体化しており、車を眺めながらくつろげます。
また、ガレージの屋根はテラスとしても利用できます。
2.1,100万円以内で平屋が建てられる「シフクノいえ プレミア」
外構費などコミコミの値段で、ローコストで平屋を建てたい方におすすめです。
セミオーダー住宅で、間取りやデザインの自由度はやや低めですが、耐震等級3の高い構造性能を持っています。
タマホームは、低価格で注文住宅を建てられるハウスメーカーですが、平屋でも坪単価に4%程度しか上乗せされません。
自分の希望に合った商品やプランを選べば、理想の平屋が実現できるでしょう。
1-①-2.【3LDK】2階建ての費用の平均は約1,500~2,000万円!
タマホームの2階建て【3LDK】の費用の平均は、約1,500~2,000万円です。
この価格は、本体価格と外構費、諸経費などを含んだ総費用の目安です。
ただし、地域や敷地条件、仕様や設備などによって変動するので、あくまで参考値としてください。
タマホームの2階建て【3LDK】の間取りの特徴は、以下のようなものがあります。
リビングダイニングを中心に、家族が集まる間取りです。
1階・2階共にクローゼットやウォークインクローゼット、物入や押入などの収納スペースが充実しています。
大安心の家で建てると、最長60年保証の長期優良住宅に対応しており、耐震等級3や断熱等性能等級5などの高い構造性能を持っています。
また、自由設計で理想の間取りにすることができます。
タマホームはローコスト住宅メーカーなので、坪単価や価格が安いのがポイントです。
他のハウスメーカーと比べると、同じ2階建てでも、坪単価は約30~45万円と低く抑えられています。
1-②.【4LDK】平屋と2階建ての費用の差は約300〜400万円!
タマホームの平屋の【4LDK】の費用は、 1,200~1,600万円です。
この価格は、 電動シャッター ・耐火構造 など、一定のオプションを加えた総額です。
タマホームでは、平均200~300万円のオプションを加える人が多いので、最低価格から+250万前後と考えておくといいでしょう。
次に、タマホームの2階建ての【4LDK】の費用は、 1,500~2,000万円です。
この価格は、 シューズクローゼット ・収納の数 を減らすなど、オプションを全く付けず、標準仕様を基準に、家づくりをする必要があります²。
以上のことから、タマホームの平屋と2階建ての【4LDK】の費用は、 300~400万円の差がある と言えます。
平屋は構造上、2階建てよりも屋根面積が広く、基礎が大きくなってしまうため、坪単価は割高になります。
しかし、平屋には ・子供への目が届きやすい ・階段がないバリアフリー構造 ・開放的な空間 などのメリットもあります。
1-②-1.【4LDK】平屋の費用の平均は約1,200万円〜1,600万円!
タマホームの4LDK平屋の費用については、標準で約1,200万~1,600万円ほどが相場となっています。
この価格には、基本的な建築費用が含まれており、オプションや外構工事費、諸費用などは別途必要になる場合があります。
タマホームの平屋は、自由設計が可能で、長期優良住宅にも対応しているため、耐久性や環境性能に優れています。
また、高い構造性能を持ち、耐震等級3や断熱等性能等級5などの高い基準を満たしていることが特徴です。
建築実例としては、ナチュラルテイストのデザインや、家事動線を考慮した間取りなど、多様なニーズに応えることができるプランが豊富にあります。
例えば、開放的なリビングダイニングスペースを確保しつつ、プライベートな空間もしっかりと取れるような設計がされています。
さらに、ウッドデッキや薪ストーブを取り入れた間取りなど、居心地の良い住空間を演出する工夫がなされています。
1-②-2.【4LDK】2階建ての費用の平均は1,850~2,100万円!
タマホームの4LDKの2階建て住宅の平均坪単価は約60.6万円とされており、これを基にした総費用は、ハウスメーカーによって異なりますが、大手ハウスメーカーであれば本体工事価格(建物のみ)で約2,500万円、総建築費(建物+付帯工事+諸経費)で3,100~3,300万円程度が相場となっています。
ローコスト住宅の場合は、本体工事価格が約1,550万円、総建築費で1,850~2,100万円程度に収まることが多いです。
具体的な広さについては、4LDKの戸建て住宅では平均110~120㎡(約33坪~36坪)程度、マンションの場合は85~95㎡(約25坪~28坪)程度が一般的です。
タマホームの場合、37坪の4LDKの住宅の例として、本体価格が約1,850万円となるケースがあります。
これらの費用はあくまで目安であり、実際の費用は選択するオプションや地域、その他の要因によって変動します。
また、間取りやデザイン、仕様によっても価格は大きく異なるため、個々のニーズに合わせた詳細な見積もりが必要です。
タマホームでは、自由設計の注文住宅を提供しており、長期優良住宅に対応しているため、耐震性や断熱性に優れた住宅を提供しています。
これにより、長い間安心して住むことができる住宅を提供しています。
さらに、自身の希望に合わせた家づくりが行えるため、最終的な費用は家づくりにおける個々の要望や条件によって左右されます。
1-③.【5LDK】平屋と2階建ての費用の差は約200〜400万円!
まず、タマホームの平屋の【5LDK】の費用は、 1,600~2,000万円 です。
この価格は、 ガレリアート ・大安心の家プレミアム など、高級感のある商品を選んだ場合の総額です。
タマホームでは、平屋の商品にはビルトインガレージや屋上などの特徴的なオプションが多くありますが、それらを付けると価格はさらに上昇します。
次に、タマホームの2階建ての【5LDK】の費用は、 1,800~2,400万円です。
この価格は、 ・大安心の家プレミアム ・和美彩 など、高品質でデザイン性の高い商品を選んだ場合の総額です。
タマホームでは、2階建ての商品には国産木材を100%使用したり、耐震等級3や断熱等性能等級5を取得したりするなど、性能面で優れた商品が多くありますが、それらを選ぶと価格は高くなります。
以上のことから、タマホームの平屋と2階建ての【5LDK】の費用は、 200~400万円の差がある と言えます。
平屋は構造上、2階建てよりも屋根面積が広く、基礎が大きくなってしまうため、坪単価は割高になります。
しかし、平屋には ・子供への目が届きやすい ・階段がないバリアフリー構造 ・開放的な空間 などのメリットもあります。
1-③-1.【5LDK】平屋の費用の平均は約1,600万円~2,000万円!
5LDKの平屋の価格総額は、おおよそ1,600万円から2,000万円の範囲になるようです。
この価格は、標準的な仕様を基準にした場合のもので、オプションの追加やカスタマイズによって変動する可能性があります。
タマホームは、多様なライフスタイルに合わせた平屋のプランを提供しており、それぞれの家族のニーズに応じた間取りやデザインが特徴です。
例えば、オープンキッチンや広々としたリビングダイニング、ウッドデッキや薪ストーブなど、さまざまな魅力的なオプションがあります。
これらのオプションを選択することで、快適性や機能性を高めることができますが、同時に総費用に影響を与える要因となります。
また、タマホームの平屋は「長期優良住宅」に対応しており、最長で60年の保証があるため、長く安心して住むことができる構造になっています。
さらに、タマホームでは、坪単価50万円から70万円のビルトインガレージ付き平屋「ガレリアート」など、幅広い価格帯の商品が揃っています。
これにより、予算に応じて最適な家を建てることが可能です。
タマホームの平屋は、快適で機能的な生活空間を提供するだけでなく、デザイン性にも優れています。
自然光をたっぷりと取り入れることで、明るく開放的な空間を実現し、家族が集まる場所をより心地よいものにしています。
1-③-2.【5LDK】2階建ての費用の平均は約1,500万円~3,500万円!
タマホームの場合、坪単価の目安は50万円から100万円で、全体の建築価格は1,500万円から3,500万円の範囲になることが多いようです。
特に5LDKの2階建て住宅に関しては、その広さや間取りによっても費用が変わってきますが、一般的な30~40坪台の家を建てる場合の平均坪単価は約63.5万円となっています。
また、タマホームはローコストで注文住宅を建てることができると評判であり、国産材にこだわった家づくりや長期優良住宅に対応している点が特徴です。
さらに、最長60年の長期保証や地盤保証制度、住宅瑕疵担保責任保険など、充実したアフターサービスも提供しています。
実際の費用は、お客様のニーズや選択するオプション、土地の条件などによって左右されるため、具体的な見積もりを取ることをお勧めします。
タマホームの公式ウェブサイトや展示場を訪れて、詳細な情報を得ることも可能です。
また、無料のオンライン講座やカタログの一括請求サービスを利用して、さまざまなハウスメーカーの情報を比較検討するのも良いですよ。
2.他社ハウスメーカーとの費用の比較一覧表
ハウスメーカー | 平屋商品 | 坪単価 |
---|---|---|
タマホーム | GALLERIART | 30万円~80万円 |
アキュラホーム | 超空間の平屋 平屋の暮らし 剛木造 超空間の家トリプルフリープラス |
50万円~80万円 |
アイフルホーム | FAVO for HIRAYA | 25万円~65万円 |
アイダ設計 | オープンテラスのある平屋 | 36万円~65万円 |
クレバリーホーム | Granshare(グランシェア) CXシリーズ |
50万円~100万円 |
ユニバーサルホーム | フラット・ワン アルファヴィータ |
50.4万円~92万円 |
レオハウス | Cocrea(コクレア) CoCo Life(ココライフ) |
40万円~80万円 |
桧家住宅 | hiraya STYLE(ヒラヤスタイル) | 55万円~100万円 |
フジ住宅 | HIRANAGI(ひらなぎ) HIRARI(平屋) |
50万円〜60万円 |
ヤマダホームズ | 平屋の住まい | 49万円~106万円 |
住宅を建てる際には、費用の比較は重要な検討事項です。
この章では、タマホームが提供する平屋の魅力とコスト面での優位性を他社と比較して探ってみましょう。
いくつかの要素を考慮し、予算内で理想の住宅を実現するためのヒントやポイントを見つけることができるかもしれません。
タマホームの平屋と他のハウスメーカーの費用比較について、以下のポイントを詳しく説明します。
ますまは、タマホームの平屋の特徴については以下の通りです。
- ・子育てしやすい環境で安心
- ・ビルトインガレージで趣味を満喫
- ・老後も心配無用
子育てしやすい環境で安心な作りで、平屋はワンフロア構造なので、子供への目が届きやすく、料理や洗濯物をしながらでも子供の存在を感じられます。
ほかにも、タマホームの平屋はビルトインガレージで趣味を満喫できます。
「ガレリアート」などの商品はビルトインガレージが標準でついており、車やバイクだけでなく、音楽や陶芸などの創作活動も楽しめます。
また、老後も心配無用で長く住める構造をしています。
数多くの商品が「長期優良住宅」に対応しており、最長で60年の保証があるため、ずっと先を見据えた家づくりが可能です。
続いては、タマホームの平屋の間取りは以下の通りです。
- ・オープンキッチンが魅力の間取り
- ・リビングダイニングが開放的な間取り
- ・ウッドデッキや薪ストーブが魅力の間取り
オープンキッチンが魅力の間取りは、壁付けのアイランド式オープンキッチンで移動も便利です。
リビングダイニングが開放的な間取りを用意されていて、広々としたリビングダイニングで家族が集まり、豊富な収納で清潔感のある家を実現できます。
また、ウッドデッキや薪ストーブが魅力の間取りとあります。
広いウッドデッキでバーベキューを楽しんだり、薪ストーブでアクセントのあるオシャレな空間を作りをしています。
タマホームの平屋の間取り別の価格総額は、以下の通りになっています。
平屋は他の住宅会社と比べても坪単価が安く、耐震性や長期優良住宅への対応も魅力です。
>>ローコスト住宅ならタマホーム ! 平屋と2階建ての費用の差も解説
3.タマホームの商品ラインナップと特徴
タマホームは、自由設計の注文住宅を提供するハウスメーカーです。
タマホームの商品ラインナップと特徴について、この章では詳しくご紹介します。
タマホームの商品ラインナップは、全国の省エネ地域区分に対応しています。
省エネ地域区分とは、気候条件に応じて、断熱性能や省エネ性能が求められる地域の分類です。
タマホームでは、1地域から8地域までの各地域に合わせた商品を用意しています。¹
タマホームの商品は、大きく分けて以下の5つのカテゴリーに分類されます。
- ・大安心の家シリーズ
- ・木麗な家シリーズ
- ・和美彩シリーズ
- ・グリーンエコの家シリーズ
- ・GALLERIARTシリーズ
それぞれのカテゴリーの商品の特徴や魅力を、次の章から順に解説していきます。
3-①.大安心の家シリーズ
タマホームのベストセラー商品で、長期優良住宅に標準仕様で対応しています。
長期優良住宅とは、省エネ性や耐震性などの高い基準を満たした住宅のことで、税制優遇や住宅ローン減税などのメリットがあります。
オール電化や太陽光発電などの最新設備を搭載し、快適で安心な暮らしを実現します。PREMIUMというグレードアップ版もあります。
PREMIUMでは、外観や内装のデザイン性や品質を高め、より上質な住まいを提供します。
3-②.木麗な家シリーズ
木造軸組在来工法を採用し、木のぬくもりや優しさを感じられる住まいです。
断熱性能にもこだわり、省エネ性能も高いです。
コストを抑えながら、自由設計で理想の家を建てられます。
木麗な家シリーズには、3階建ての「木望の家」や平屋タイプの「GALLERIART」もあります。
「木望の家」は、都市部の狭小地や2世帯住宅に適した商品で、空間の有効活用ができます。
「GALLERIART」は、ワンフロアの開放的な空間で、動線の無駄がない商品です。
インナーガレージ付きのプランもあります。
3-③.和美彩シリーズ
日本の伝統的な建築様式を取り入れた、和の趣きあふれる住まいです。
メーターモジュールを使用し、広々とした空間を作り出します。
メーターモジュールとは、建築の単位を1メートルに統一することで、柱や壁の位置を自由に決められるシステムです。
真壁仕様やいぶし瓦など、和のデザインにこだわります。
真壁仕様とは、壁に柱や梁を見せることで、日本家屋の風情を出す仕様です。
いぶし瓦とは、煙をかけて黒く仕上げた瓦で、高級感や重厚感を演出する仕様です。
3-④.グリーンエコの家シリーズ
屋上スペースを菜園や庭園に有効活用できる、環境にも優しい屋上緑化タイプの住まいです。
緑とふれあうことで、癒やしや健康を得られます。
屋上庭園の他にも、太陽光発電やオール電化などのエコ設備を備えます。
グリーンエコの家シリーズには、沖縄専用の「グリーンエコの家【沖縄】」もあります。「グリーンエコの家【沖縄】」は、沖縄の気候や風土に合わせた商品で、高い断熱性能や耐久性を持ちます。
また、台風対策として、雨戸やシャッターを設置できます。
3-⑤.GALLERIARTシリーズ
ワンフロアの平屋タイプの住まいで、開放的で動線の無駄がないです。
インナーガレージ付きのプランもあります。
天井やサッシの高さを揃えることで、暖気の停滞を防ぎます。
GALLERIARTシリーズには、4地域や3地域、1・2地域に対応した「GALLERIART【愛】」や「GALLERIART【暖】」、「GALLERIART【大地】」もあります。
これらの商品は、地域の気候や断熱基準に合わせて、屋根材や外壁材、窓の種類や数などを変更しています。
4.注文住宅の費用を抑えるポイント
注文住宅を建てるとき、費用は気になるところですよね。
でも、安くても満足できる家を手に入れることは可能です。
この章では、注文住宅の費用を抑えるポイント10選を紹介します。
これらのポイントを参考にすれば、予算に合わせて理想の家を実現できるかもしれません。
注文住宅の費用は、土地や建物、設備など様々な要素によって変わります。
その中で、どこに重点を置くか、どこを削るかが重要です。
4-①.延べ床面積を減らす
延べ床面積を減らすことは、住宅の建設や改築においてコストを節約する方法の一つです。
床面積を減らすためには、必要最小限のスペースを確保しつつ、無駄なスペースを削減することが重要になってきます。
例えば、廊下や通路の幅を最小限に抑える、無駄な階段や広いホールを設けないなどの工夫が考えられます。
また、収納スペースを効果的に利用することで、床面積を有効活用することも可能になりますよ。
4-②.総2階の家にする
総2階の家は、建物の面積を最小限に抑えることができて、同時に広々とした空間を確保することもできます。
1階にはリビングルームやキッチン、ダイニングルームなどの共有スペースを配置して、2階には寝室や書斎などのプライベートスペースを設けることが一般的です。
また、総2階の家は建築費用や土地代を節約できるため、コストダウンの選択肢としてもかなり効果が期待できます。
4-③.間取りをシンプルにする
間取りをシンプルにすることは、コストダウンにおいて重要なポイントです。
シンプルな間取りは、家具やインテリアの配置をしやすくて、室内の使い勝手を向上させることができます。
また、無駄な壁や部屋の仕切りを減らすことで、広々とした空間を作り出すことも可能です。
シンプルな間取りにするためには、必要なスペースと機能を見極め、最小限の仕切りを設けるようにしましょう。
4-④.水回りは1か所にまとめる
水回りを1か所にまとめることは、配管や設備工事の簡素化につながり、コストや施工手間を節約することができます。
キッチンとバスルームを近接させ、配管を集中させることで、配管の長さや本数を削減することでコストダウンすることができます。
また、水回りをまとめることで、効率的な給排水が可能となり、水やエネルギーの消費を最適化することもできますよ。
4-⑤.窓のサイズや数を見直す
窓のサイズや数を見直すことで、コストダウンや自然光の取り込みや風通しの改善につながります。
ですが、十分な明るさを確保するためには、窓の位置や大きさを計画的に配置することが重要になってきます。
また、必要最小限の窓を設けることで、断熱性や気密性を向上させることもできて、結果的に光熱費を抑えることもできますよ。
窓のサイズや数を見直す際には、建物の立地や周囲の環境に合わせて考慮してみてください。
4-⑥.エアコン、照明、カーテンを自分で手配する
エアコン、照明、カーテンなどの設備や家具は、注文住宅の建築において大きな費用の一部を占めることがあります。
これらを自分で手配することで、コストを削減することができますよ。
インターネット上での比較検討や、セールやキャンペーンを利用することで、割安なものを見つけることも可能です。
また、自分で手配することで、自分好みの品質やデザインを選ぶことができるのもメリットです。
4-➆.フェンスや門扉を設けない
フェンスや門扉を設けないことは、外部空間の利用を広げることができて、外構工事もかからないためコストダウンも可能です。
フェンスや門扉を省略することで、土地を広く使えるだけでなく、開放感や景観を重視したデザインにすることも可能です。
ただし、プライバシーの確保やセキュリティの観点からフェンスや門扉が必要な場合には、周囲の環境や予算に合わせて適切な設備を検討してみてください。
4-⑧.屋根はシンプルにする
屋根をシンプルにすることで、建物の外観や構造の簡素化につながります。
シンプルな屋根デザインは、建物のコストを削減するだけでなく、メンテナンスや耐久性の向上にも繋がります。
また、屋根の勾配や材料の選択によって、雨水の排水や断熱性を改善することも可能です。
屋根のデザインをシンプルにする際には、建物のスタイルや周囲の景観と調和させることが大切ですよ。
4-➈.バルコニーを作らない
バルコニーを作らないことで、建物のコストやメンテナンスの負担を軽減することができます。
バルコニーは、屋外のスペースとして利用できる一方で、建物の面積を増やし、建築費用を上げる原因となることがあります。
バルコニーを省略することで、室内スペースを有効活用し、建物全体の効率性を高めることができます。
ただし、必要な場合や個人の好みによっては、バルコニーを設けることもオススメです。
4-➉.和室は作らない
和室を作らないことで、床の材料や造り付けの家具など、和室独特の装飾や設備費用を削減することができます。
和室は日本独特の文化的な要素ですが、機能的には洋室に比べると限定的な使い方となる場合があります。
和室を省略することで、空間の使い勝手を拡大できて、無駄なスペースを減らすことができます。
ただし、和室を必要とする場合やこだわりがある場合には、個々のニーズに合わせて慎重に検討する必要があります。
>>注文住宅の費用を抑えるポイント10選!注意する点と筆者のコストダウン方法も紹介
5.筆者自身がタマホームで建てたリアルな金額を公開
ここまで紹介してきた費用の内訳は、一般的なものをまとめたものになります。
ここからは、実際に筆者の私がタマホームで建てた際に掛かった費用の内訳を紹介していこうと思います。
土地購入費用ですが、私の実家の土地が空いていたのでそこを分筆したため土地代はかかっていません。
しかし、分筆の際に登記や分筆費用など様々な費用がかかりました。
平均的な費用の内訳とは違う部分も多いので、これから紹介する費用の内訳の方がより現実に近いですよ。
項目 | 金額(税込) |
---|---|
総工事費合計 | 19,353,294円 |
土地購入費 | 0円 |
ご紹介工事 | 0円 |
その他費用・諸費用 | 4,103,944円 |
合計 | 23,457,238円 |
項目 | 金額(税込) |
---|---|
自己資金 | 4,457,238円 |
借入金額 | 19,000,000円 |
合計 | 23,457,238円 |
注文住宅の総額はすべて含めると、23,457,238円になりました。
初めに予算を立てたときからかなり値段がかかりました。
実家の土地を活用できたのでよかったですが、土地がなければさらに金額は上がっていました。
月々の返済を6万円台にしたかったので、オプションは最低限のものとエアコン、照明、カーテン工事や引っ越し業者の手配は自分で行い約50万円ほどになりました。
これらをタマホームでやると、倍の100万円以上になっていたのでコストを削減できてよかったです。
5-①. 建物本体工事費用の内訳(総額の63.6%)
項目 | 延床面積(㎡) | 延床面積(坪) | 金額(税込) |
---|---|---|---|
本体工事 | 108.49 | 34.56 | 14,928,304円 |
施行面積 | 114.28 |
建物の本体価格は約35坪で14,928,304円。
最初は21坪の3LDKにしようとしていましたが、老後に1階にも1部屋あった方がいいんじゃないかと親から言われたのがきっかけで4LDKにしたため約1500万円ほどになりました。
価格を抑えるために間取りを少なくするのは必要なことですが、後々のことを考えて増築するより値段を抑えることができるのでいい選択だったかなと感じています。
5-②.オプション工事費用の内訳(総額の0.3%)
オプション工事 | 金額(税込) |
---|---|
増設 2枚引違26511シャッター | 67,590円 |
天井点検口増設(240×240) | 7,710円 |
合計 | 75,300円 |
オプションでかかった合計は75,300円になりました。
オプションをつけると値段が跳ね上がるのはわかっていたので、なるべくオプションをつけないように意識していました。
ですが、標準仕様だと雨戸のシャッターがついてない窓もあり危険だと思ったので追加で付けることにしました。
ほかにも、その他費用のほうで計上していますがコンセントも追加しています。
コンセントをオプションで追懐した理由は、後付けの方が値段が高いからなんです。
実際に住んでいない状況でコンセントの数を考えるのは大変でしたが、なるべく部屋に均等にコンセントがあるようにすることで、実際に住んでいる今はコンセントが少なかったという不満はありません。
5-③.付帯工事費の内訳(総額の約7.1%)
付帯工事 | 金額(税込) |
---|---|
屋外電気配線工事 | 1式 |
屋外給排水工事 | 1式 |
屋外立水栓工事 | 1カ所 |
雨水排水工事 | 1式 |
仮設費用 | 1式 |
下水道接続工事 宅内接続 | 1式 |
合併浄化槽工事 耐圧有 5人槽 | 1式 |
簡易水洗便槽工事 | 1式 |
合計 | 1,664,000円 |
付帯工事でかかった金額は1,664,000円になりました。
付帯工事の費用の詳細な内訳はわからないのですが、コストを下げるのは難しいところだと思います。
工事の内容も専門的な言葉が多くて、事前に注文住宅の本を読んでいた僕でも全く費用相場がわからなくて勉強不足でした。
事前にもっと勉強していれば、この部分もコストを抑えられたかもしれないという思いがあるので、皆さんには事前に注文住宅の基礎知識は身に着けておくのをオススメしたいです。
5-④.必要費用(総額の約3.9%)
必要費用 | 金額(税込) |
---|---|
基本図面作成料 | 1式 |
設計料 | 1式 |
地盤調査 | 1式 |
工事管理費 | 1式 |
諸検査費用 | 1式 |
住宅瑕疵保険料 | 1式 |
長期優良住宅認定費用 | 1式 |
合計 | 926,300円 |
必要費用で掛かった費用は926,300円になりました。
この費用も付帯工事と同じで、コストダウンが難しい項目です。
内訳も専門的な内容が多くて、詳細な金額は把握できませんでした。
コストを削減するには、オプションや外構工事などを削るのが一番いいですよ。
5-⑤.諸費用(総額の約7.1%)
諸費用 | 金額(税込) |
---|---|
建物登記費用(表示・保存・設定) | 235,550円 |
分筆および農地転用・地目変更費用 | 689,300円 |
火災保険料 | 130,440円 |
印紙税(住宅ローン契約書用) | 20,000円 |
融資手数料 | 33,000円 |
ローン保証料(現金一括払い) | 356,537円 |
つなぎ融資利息・手数料 | 183,000円 |
農協出資金 | 10,000円 |
合計 | 1,657,827円 |
諸費用で掛かった費用は1,657,827円になりました。
この諸費用の部分では、コストを下げられる部分がいくつかあります。
まずは火災保険料で、タマホームでは3パターンぐらいの保険がありましたがその中でも一番安い保険料にしました。
僕はタマホームからの紹介で火災保険の会社を決めましたが、自分で火災保険を見つけることでさらにコストを抑えることもできますよ。
他にも、融資手数料とローン保証料は各銀行によって違うのでどこの銀行からお金を借入するかがコストを下げるポイントになります。
僕の場合はタマホームからの提案もありましたが、自分で3つの銀行を実際に回って最終的にJAバンクで借入をしました。
自分で借入先を決めるのは大変でしたが、これから35年払い続けていくのでなるべく好条件の銀行を探すことができてよかったです。
5-⑥.その他費用(総額の約8.7%)
その他費用 | 金額(税込) |
---|---|
水道加入金および接続工事費等 | 91,300円 |
地鎮祭費用 | 30,000円 |
上水道引き込み工事 | 512,205円 |
電気配線工事 | 165,000円 |
排水管変更工事 | 309,100円 |
追加工事費用 | 806,179円 |
アンテナ工事費用 | 126,700円 |
合計 | 2,040,484円 |
その他費用に掛かった金額は2,040,484円になりました。
項目には書いていないですが、地盤改良費用がかかっていないのが大きなコストダウンにつながりました。
地盤改良費用とは、地盤調査をして地盤に問題があれば補強する工事なのですが実家の土地の地盤が強かったため必要ありませんでした。
地盤改良費用を行うと約100万円はしたので、助かりました。
他にもアンテナ工事ですが、僕はタマホームでお願いしましたが家電量販店だと半額くらいでできることもあるのでコストをもっと抑えたい方は自分で手配するのもオススメです。
5-⑦.エアコン、照明、カーテン工事+引っ越し費用(総額の約2.1%)
工事・費用 | 金額(税込) |
---|---|
エアコン工事 | 222,200円 |
照明工事 | 25,800円 |
カーテン工事 | 157,633円 |
引っ越し費用 | 87,000円 |
合計 | 492,633円 |
こちらの掛かった金額は492,633円になりました。
タマホームで行うと、倍以上の金額になるので自分で手配してよかったなと思いました。
正直自分で家電量販店やカーテン屋さんに行って決めるのは大変でしたが、なるべく費用を抑えるならできるところは自分で行うのが良いですよ。
手間と時間はかかりますが、注文住宅以外にも将来必要なお金はたくさんあるので少しでも削っていきましょう。
>>注文住宅の費用を抑えるポイント10選!注意する点と筆者のコストダウン方法も紹介
6.まとめ
今回は、タマホームの注文住宅の価格について分かりやすくお伝えしてきました。
今回の記事を読むまでは、「タマホームは知ってるけど、費用や家の性能については分からない」という方も多いのではないでしょうか?
まだまだ、どのハウスメーカーが良いか分からないかもしれませんが、複数のハウスメーカーを比較していきましょう。
この記事を通して、理想の家づくりを後押しできれば、幸いです。